大阪府豊中市生まれ。大学院では建築・都市の歴史の側面から、江戸時代の芝居小屋や見世物小屋についての研究に励みました。歴史の勉強を通して、「時を経ても変わらずに残るもの」「時を経ることで価値が増すもの」という物事の捉え方を学びました。この考え方は、住宅の建築においても通ずるものがあると思っています。

大学で勉強している中で、時間が経過しても変わらずに人の居場所になる住宅をつくりたいと思うようになりました。住む人の体験やその場所の情景をつくりだす設計事務所に就職したいと考え、西下太一建築設計室に入社しました。

素材の経年変化、庭の草木の成長、陽の光と影の移ろいなど、時の経過による柔らかな変化を通して、人の感覚に触れるような空間をつくりだせるよう、基礎から勉強しつつ頑張っています。

事務所では10時と15時の休憩時間にはみんなで近所の散歩に出かけます。外の空気を大きく吸って、歩きながらみんなとコミュニケーションをとることで、頭の中がすっきりしていくのを感じます。気持ちの良い景色・草木・動物を見ながら散歩するこの時間が大好きです。

松山市興居島生まれ。幼い頃はシルバニアファミリーで遊ぶことが大好きでした。“おままごと”というよりは、家の中にどう家具を配置すると人形たちが過ごしやすいか、そんなことを考える遊びに没頭していました。

その遊びの延長で、インテリアや建築に興味を持ち、愛媛電子ビジネス専門学校建築CAD設計科に進学。卒業後は地元の工務店で住宅設計、営業補助、事務などに携わりました。その後母校の恩師に声を掛けて頂き、専門学校の教員として多忙で充実した10年間を過ごしました。結婚や出産をきっかけにワークライフバランスを模索ようになる中で、縁あって西下さんに「スタッフとして働いてくれませんか？」と声をかけて頂きました。週４日は西下太一建築設計室として、１日は専門学校の講師として働くという、多様な働き方を提示頂き、自分らしいライフスタイルを得ることができました。プライベートな時間も大切に日々を楽しく過ごしています。

仕事中、窓いっぱいに広がる庭の緑を見て、ぼーっとしてしまうのが悩み(笑)。年に数回ある会社のご飯会や温泉を楽しみに日々頑張っています！

松山市中島町生まれ。幼少期は親の転勤により四国山地の山奥で過ごしました。棚田を飛び回り、川でメダカすくいに興じて育った自然が大好きな元野生児です。

元々は小学校教諭だった私が建築に興味を持ったのは30代になってから。自宅の新築でプランを考えたのがきっかけでした。細かい部分の取り合わせを考えたり、寸法を細かく計算して造作したり、空間をイメージしたり、外観をデザインしたりすることに夢中になりました。

その後、子供達を預けての長期ヨーロッパ旅行で更に建築の深みへのめり込みました。子育てをしながら専門学校に入り直し、およそ半分の年代の若い方々と一緒に建築を学び、1級建築士を取得しました。思い返せば、どっぷり大好きな建築に浸かった日々でした。

ありがたいご縁を頂いて、西下さんが独立された当初からスタッフとして仕事をさせて頂いています。西下さんの研ぎ澄まされた感性と、深い洞察から生み出される美しい建築作品に日々触れながら、大好きな建築を根気強く探求し続けています。

東京都清瀬市生まれ。見学や打ち合わせに来られたお客様のお子様と遊んだりもします。娘2人と一緒におもてなしすることも。家族みんな赤ちゃん大好きです！人見知りちゃんや怖がり君でも、優しく抱っこと声掛けを繰り返すうちにみんな仲良くなって帰っていってくれます。

女の子でしたらお人形やおままごとでたっぷり遊べますし、元気な男の子なら近所を一緒に探検したりもします。打ち合わせが終わっても「まだ帰りたくない・・・」と言っていただけるととても嬉しいです。

皆様がじっくりと家づくりに思いを馳せられる一助となれますように。