2024.01.31
堂々たる偏見。痛快な独善と歪み。博識な少年であり、誰にも媚びず、何を言っても許される。いや、許しなど求めていようはずもない。酒落を完全に会得し、ユーモアに溢れながらも、どこまでも大真面目。そして「正統」である。それがぼくにとっての伊丹十三。最高に格好良い。