日々のこと
プレゼンを終えて
2025.02.04
5物件分のプレゼンが重なった1月。
やっとすべてのご提案を終え、一息つきました。
ご夫婦の終の住宅、子育て世代4人家族の住宅、
陶芸の工房など。
どのクライアントにもご提案を気に入っていただけました。
喜びと安堵の一呼吸をおき、
これからの実施設計に向けて気が引き締まります。
初めの基本プランのご提案時は、
必ず平面図・模型・パースを用いて
プレゼンをしています。
各部屋の配置や室内の動線、
窓の大きさなどを押さえてもらうための平面図。
光や眺望、空間の広がりを見てもらうための模型。
暮らしの細部をイメージしてもらうための内観パース。
これらを準備したうえで説明を行いますが、
最も伝えたいのは「提案の骨格」です。
その敷地の何を活かすのか。
何を取り込むのか、あるいは切り取るのか。
それを実現する形態と間取り。
私たちは少人数体制の設計事務所ゆえ、
実動力が限られています。
その中ですべての物件に対し
最良のプランをご提案するため、
敷地の特性の読み取りから、
暮らしを想像したプランニング、
プレゼン準備にきちんと時間をかけたいと
思っています。
故に、ご提案までに
お時間がかかってしまうことがあります。
今回のクライアントの場合も、
契約から半年ほどお待ちいただいた方も。
プランご提案の前に設計契約をさせていただくのも、
僕やスタッフみんなの力を
毎回フルコミットさせるためです。
ご理解いただけたら幸いです。
プレゼンをすべて終えたその日に、
みんなでフグ鍋を食べに行きました。
泥臭く積み重ね、爽やかに打ち上げる。
皆本当にお疲れ様でした。ありがとう!