2018.06.04
どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、青を手にすることはできない。すくえば海は淡く濁った塩水に変り、近づけば空はどこまでも透き通る。人魂もまた青く燃え上るのではなかったか。青は遠い色。谷川俊太郎「青」谷川俊太郎さんの詩が好きです。詩という形で表面に現れる部分はほんの僅かですが、そこからすっと奥深い思考にいざなわれる様な感覚がします。